なんでも尿検査
  「なんでも尿検査」プロジェクト
1.革新的イノベーション創出プログラム COI STREAM
2.研究内容
3.尿バンク
4.実用化のステップ


「なんでも尿検査」プロジェクト
 
「なんでも尿検査」は生体液バイオマーカーセンター(Biofluid Biomarker Center, BBC)の目標である生体液で健康や病気の早期発見を可能にする研究と社会実装のキャッチフレーズです。
生体液のなかでも、特に尿は非侵襲的に採取でき、また、血液の内容と関連し、古くから「尿は体の鏡」と呼ばれるように、体の情報を反映しているものです。その情報はバイオマーカーと呼ばれ、さまざまな分子が考えられますが、タンパク質やその分解産物であるペプチドは、生体機能を担う分子として、また、日常的に安定した分子として尿中に排泄されています。
BBC の「なんでも尿検査」は尿中のタンパク質・ペプチドを網羅的に解析(プロテオミクス・ペプチドミクス)し、健康やあらゆる病気の早期発見の指標(バイオマーカー)を探索し、その検出装置を開発し、その実用化を目指しています。
 

メニューに戻る

1. 革新的イノベーション創出プログラム  COI STREAM
 
 平成25年に文部科学省が公募し、採択をした大型研究費で、“現在潜在している将来社会のニーズから導き出されるあるべき社会の姿、暮らしの在り方(「ビジョン」)を設定し、このビジョンを基に10年後を見通した革新的な研究開発課題を特定した上で、既存分野・組織の壁を取り払い、企業だけでは実現できない革新的なイノベーションを産学連携で実現するため開始された。
 COI STREAM研究費に新潟大学が応募したプロジェクトが)東芝・東北大学が申請した「さりげないセンシン グと日常人間ドック で実現する理想自己 と家族の絆が導くモ チベーション向上社 会創生拠点」(モチベーション向上社会創生拠点「さりげないセンシングと日常人間ドック」)のサテライトとして採用され、「なんでも尿検査」として、新潟大学生体液バイオマーカーセンターで研究が行われている。
 

メニューに戻る

2. 研究内容
 
 プロテオミクス・ペプチドミクスとはある生物系(例えば、尿)に含まれるすべてのタンパク質やペプチドを網羅的に解析し、生物現象を理解しようとする近年急速に進歩した科学である。
 ヒトDNA (遺伝子)の解析ができるようになったことから、ヒトタンパク質、さらにはペプチドの解析が可能になった。その解析手段として主に用いられるのが質量分析装置、抗体、バイオインフォマティクスである。
 BB-Cでは尿中のタンパク質やペプチドを網羅的に同定・定量し、健常者と病気の人の尿のタンパク質やペプチドをコンピューターを使って比較し(バイオインフォマティクス)、健康や病気の早期発見を可能とする物(バイオマーカー)を見つけ、抗体などを使って、その検出装置を開発し、その検査の実用化を進めている。
 

メニューに戻る

3. 尿バンク
 
 尿のバイオマーカー探索とその検証には、きちんと管理された多くの尿検体が必要です。また、腎臓病についても、タンパク尿などより鋭敏で、腎生検の代替となるような尿バイオマーカーが期待されています。  そのため、日本腎臓学会は「尿バイオマーカーパネル化少委員会」に「日本尿バンク」を設置し、尿検体を収集し、その解析の共同研究を行っています。
 多くの関係者の皆様のご協力をお願いいたします。
 

メニューに戻る

4. 実用化のステップ
 

 

メニューに戻る

 
 
2018     新潟大学     Biofluid Biomarker Center,
生体液バイオマーカーセンター     Niigata University